【必須】携帯イベントのキャッチバイトで失敗しない方法5選 

高い日給や時給で知られる携帯イベントのキャッチのバイト。

1日30〜50人、もしかしたら100人以上声をかけているのにキャッチできない。

いくら声をかけても立ち止まって話すら聞いてもらえない。

そんな悩みを抱えている人に「キャッチで失敗しない方法5選」を解説します。

この記事を書いてる人
  • フリーランスとして携帯イベント販売のキャッチ、クロージング(契約獲得)を経験
  • ウォーターサーバーの訪問販売2年間経験
  • 携帯ショップ勤務2年経験(店長経験)
  • 現役家電量販店携帯販売員

キャッチの失敗経験
  • 家電量販店の入り口で2日間200人以上に声かけして一人も捕まらない
  • 取引先の初のイベントでキャッチをして着座数0を叩き出す

これまでのたくさんの失敗と経験をもとに記事にまとめました。

注意

これから記事内で解説する内容は、イベントのキャッチのバイトの話です。

どうすれば携帯イベントのキャッチで通りすがりの人に話を聞いてもらえるのか?

どうすれば立ち止まってもらえるのか?

この2点に特化して解説しています。

キャッチかだけでなく、キャッチから着座までのステップを知りたい人はこちらで詳しく解説しています。

キャッチだけでなく、クローザーとして業務を始める人におすすめなのはこちらの記事。

契約に不可欠な”興味づけ”を知りたい人はこちらの記事。

こちらの動画でもイベントのキャッチについて解説しています↓↓

キャッチの仕事はノリだけでは上手くいかない

変なノリで声をかけるとお客さんにウザがられる。

「アンケートやってます」と言っただけでソッポを向かれる。

全身全霊の高いテンションで声をかけても話を聞いてもらえない。

ノリだけでキャッチができるなら、元気で明るい子がいればキャッチができるはず

でも上手くいかないからキャッチは「断られ続けて精神的に凹んでいってしまう」

では携帯イベントのキャッチで失敗しない方法5選を一つ一つみてみましょう。

①うざい・めんどくさい絡みはNG

うざい・めんどくさい絡みを続けていてもキャッチはできません

お客さんはキャッチに捕まって、押し売りのような商品説明を聞くためにその場所を通ったのではありません。

だから最低限、人としての礼儀をもって接することが大切です。

キャッチ

お姉さん!お姉さん!ちょっとだけ、1分だけ!いや1つだけ聞いていいですか!?

お客さん

”お前誰やねん!?”

もしくは…

キャッチ

お兄さん!お兄さん!今携帯どこの会社使ってます?毎月の金額高くないですか?

お客さん

”いきなりなんやねん!?”

よくいくショッピングモールでこういったキャッチをしてる場面を見ました。

これはNGです。

先輩や会社からは「テンション高く、元気良くやって」と教えられている可能性が高いですが、単なるノリはダメです。

あなたのノリと合ういい人が運良く見つかるまでキャッチはできません

あからさまに高いテンションに対してお客さんは嫌がって遠ざかってしまいます。

軽く声をかけるだけでOK

キャッチ

こんにちわ!イベントでくじ引きやってるんですけど一個どうぞ

とお客さんの目の前に笑顔でくじ引きの箱を出す

これぐらい軽い感じで大丈夫です。

キャッチはクロージングする人ではないので、まずは通りがかった人に興味を持ってもらわないといけない。

人に集まってきてもらわないといけない。

キャッチの仕事は立ち止まってもらうことです。

なのに最初からバリバリの営業オーラ出していたらお客さんは引いてしまいます

「軽く声をかけるだけで本当にキャッチできるの?」と思うかもしれませんが、その答えはこの次の項目で分かります。

②しつこい絡みはNG

たまにお客さんと並行して一緒に歩いてキャッチしようとしてる人がいます。

これは流石にしつこい。

この絡みはNGです。

このパターンで着座して話を聞いてもらえることはまずないです。

またお客さんが明らかに話しを聞いていないのに、弾丸トークで気の弱い方を引き止めるのもNG!

話し続けてる間にお客さんはこう思っています。

お客さん

どうやってここから離れようかな…

つまり話し続けることでお客さんを引き留めているのではありません。

お客さんは話が途切れるタイミングを待っています

そしてあなたが喋ることがなくなった時点で

お客さん

興味ないんで

お客さん

急いでいるので結構です

しつこい絡みや弾丸トークはお客さんに断るための時間をわざわざ用意しているだけです。

集中して相手の身振り手振り、表情を見ればOK

しつこい絡みをせずにどうすればキャッチができるようになるのか。

キャッチのバイトで最も重要なポイント3つがこれです。

POINT

①お客さんの目を見て声かけをする

②話をしている最中のお客さんの体の向き

③お客さんの表情を見る

①相手の目を見て声かけ

お客さんの目を見て声かけしているのに、目を見てくれない人は逃げようとしているか話を聞こうとしていない

逆に目が合ったらこちらに対して拒絶していないので聞いてもらえる可能性がある。

②話の最中の体の向き

話してるときお客さんの体の正面が自分のほうを向いてないならもう少し話をしてみる。

自分のほうに向いていたら着座を促してみる。

興味がない、断りたいとき逃げる向きに体の正面が向きます。

つまり自分のほうに体が向きません。

逆に興味を持ってきた、興味を持っているときお客さんの体は向かい合わせになります。

③相手の表情を見る

表情は上手く誤魔化せないし、なかなか隠せないものです。

嫌だったらお客さんから”嫌な顔”が出ます

へぇーって思ったり、興味を持ったら”感心した顔”や”驚いた顔”が出ます

まずは声かけをして興味を持ってもらう。

着座への誘導のタイミングは表情をしっかり見て決めましょう

③嘘はダメ!

どうしてもキャッチをしなくてはいけなくて、お客さんに嘘をつくのはNGです。

キャッチ

今日だったら携帯電話料金が総額10万円安くなりますよ!!

キャッチ

最新のiPhoneに変えても10ヶ月間月額が¥980ですよ!

こういった嘘は数字のマジックです。

例えば月額¥3,980のプランがあり、ポイント還元が30,000ポイント。

ポイントは月額値引きに充当できないのに、30,000ポイントを¥3,980から10回引いたことにしたら¥980になる。

実際の請求は¥3,980だけど。

言い方や表現の仕方だけで、嘘じゃないじゃん」と現役のキャッチに言われてしまいそうですが、もっと誰でも理解できて価値を感じられる表現はあるはずです。

正攻法のトーク事例

例えば現在の携帯料金が¥4,980/月の場合

電話番号、スマホ本体はそのまま携帯会社を変えるだけで¥3,980/月で使うことができます。

¥1,000/月なら面倒だしやめとくって言われる人多いんですけど、年間だと¥12,000も支出が減るんです。

食べ物から生活必需品までいろんなものが値上がりしている今、¥1,000/月の支出を減らすのも結構難しいことなんです。

さらに今回のイベント限定ではあるんですけど、電子マネーに充当できる30,000ポイントを契約頂いたお客さんにお渡ししています。

今から数十分の手続きで年間¥42,000も普段のお買い物に使えるお金が増えるなら「変えておいたほうがいいなと思いますか、それとも今の時間がもったいないと思われますか?」

この先は契約内容、プラン詳細、オプションなどなど詳細説明…

こういった正攻法のトークで十分です。

嘘も偽りも過大な表現も必要ありません

料金を軸にした訴求は誰でも感じられるわかりやすい価値ですが、今までの経験上金額だけに価値を感じる人は少ないです。

”金額が安い”に価値を感じるなら変える人は多いはず。

でも変えないのは金額以外にも感じる価値があり、変えない理由があるからです。

事実だけで十分

価格で比較するのが今の携帯イベントの価値訴求になっています。

他社から乗り換えて毎月の料金やiPhoneの価格が大きく割引になる時代ではないので、価格の価値訴求には限界があるのも事実です。

でも嘘はいけません。

先ほども事例を上げましたが、キャッチをする場合は事実だけで十分です。

キャッチ

他社から乗り換えてもらったらポイント30,000プレゼント中です

キャッチ

他社から乗り変えてもらったらiPnoneケースプレゼントしてます

これぐらいの施策がリアルなところだと思います。

④売ることばっかり考えない!

キャッチの段階では売ることを考えない

売ろう売ろうとする姿勢は伝わります

キャッチは今日のイベントの特典を知ってもらう、特典をもらってもらう。

せっかくのお得な話をお客さんに教えてあげる。

それぐらいに考えているだけで十分です。

相談役になる

キャッチ

今スマホを使っていて困ってることないですか?

キャッチ

iPhoneXsを使ってるんですね!バッテリーが劣化してきて電池持ち悪くなったりしてませんか?

キャッチ担当はクローザー(契約を決める人)ではないので、契約に触れなくていい。

着座までを目標にお客さんとコミュニケーションをとり、簡単な悩みなどを聞いて解決してあげてからイベントのくじを引いてもらうのもありです。

⑤間を開けたら終わり

キャッチは会話の間を開けたら「急いでるんで」「結構です」と断られて終わります。

会話の間を開けないのは最初難しいかもしれません。

しかしキャッチにとってとても重要な部分です。

キャッチ

こんにちわ!今日イベントやってるんですけどガラガラ抽選どうですか?

お客さん

大丈夫です

キャッチ

(間)あ、あのアンケート…

次の言葉がすぐ出てこなかったり、知らないことを言われて戸惑ったり。

そんなイレギュラーなことが起こったらどうしても間が空いて断られてしまいます。

でも大丈夫です。

すぐにスマホで調べたり、他のイベントスタッフに確認して次頑張ればOK。

会話の間を開けないために質問を上手く使う

質問を上手く使うことで間を開けずに話をして興味を持ってもらうことができます。

キャッチ

こんにちわ!今日イベントやってるんですけどガラガラ抽選どうですか?

お客さん

大丈夫です

キャッチ

食器洗剤お渡ししてるんで簡単なアンケートだけいいですか?

お客さん

あぁ…分かりました

話すときは質問で切る。

ここ重要なポイントなのでもう一度。

POINT

話すときはお客さんの会話の内容に触れて、最後に質問で切る。

お客さん

スマホってどこ使っても料金一緒でしょ?

キャッチ

確かにどこの会社も料金はほとんど一緒なんですよ。でもどこの会社も乗り換えたら料金が下がってポイントももらえるんです。ちなみに今月額いくらぐらい払ってますか?

のようにお客さんの質問にはちゃんと答えて、質問で返す

こうやってヒヤリング(話を聞く)をしていくと興味を持ってもらうことができます。

まとめ

キャッチのバイトは誰でもできる業務内容ですが、興味をもってもらったり着座してもらえるのは一握りです。

高い日給や時給でこれからも携帯イベントのキャッチとして働いていたいと思う人、この仕事を続けたいと思う人は「自分はこんなキャッチになってないだろうか?」と一度振り返ってもらえれば幸いです。

キャッチができるというのは、運でもまぐれでもありません。

「声をかける」という一つの動作の中で、お客さんに対して信頼感、清潔感、楽しさ、面白さ、自信、説得力を表現できているか?伝えられているか?

お客さんとの接点である約5秒間の声かけ。

極めればどんな業種でも声かけは通用します。

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